2020年4月にオープンした『メズム東京、オートグラフ コレクション』は、TOKYO WAVESをコンセプトに東京の“今”の躍動感や波長と共鳴し、いつ来ても五感を魅了する何かに出会えるホテル作りをしています。
また、ジャパンブランドとのコラボレーションにこだわっており、日本愛に溢れたホテルです。
その思いはホテルの名前『mesm』に込められていて、『mesmerize(魅了する)』を語源に名前が付けられています。
新しい価値観を提供するメズム東京に行ってきました。
2020年12月1日(火)~12月31日(木)の期間、ホテルのコンセプトである「TOKYO WAVES」がテーマのホリデーシーズン『BLUE FANTASY(ブルー・ファンタジー)』が開催中で、
1階のエントランスや16階のロビーが、ミッドナイトブルーの照明になっており、とても美しい空間でしたので宿泊記とともにそちらもレポートしていきます。
Contents
メズム東京、オートグラフ コレクション とは
- 2020年4月27日オープン
- 東京の新名所となる自然豊かなウォーターフロントが特徴の複合施設「WATERS takeshiba(ウォーターズ竹芝)」のタワー棟高層階(16〜26階)
- 竹芝駅徒歩3分、浜松町駅徒歩6分
- 客室数は265室(含むスイート8室)
- 眺望はお部屋によるが、浜離宮恩賜庭園、東京湾
オートグラフ コレクションは世界最大のホテルチェーン・マリオットグループの1ブランドですが、各ホテルのオリジナリティやビジョン、こだわりを大切にしているのでホテルによって全く異なる色を醸し出しています。
オートグラフ コレクションのホームページを見てみたのですが、ホテル名もコンセプトもそれぞれで一見しただけだとマリオット系、オートグラフコレクションのホテルだとは分かりません。
世界各国に作り手の思いの詰まったホテルが沢山あるのでコロナが明けたら是非行ってみたいです。
ちなみに日本には、メズム東京の他にザプリンスさくらタワー(品川)があります。
これから日本各地に増えてほしいですね。
幻想的なエントランス、ロビー
この冬は『BLUE FANTASY(ブルー・ファンタジー)』の幻想的なミッドナイトブルーの美しいライトアップとなっています。
まず1階エントランスです。
写真だとわかりづらいですが、「創造」を象徴するりんごが描かれています。
夫が「ディズニーランドのスペースマウンテンに行くみたいな道だ!」と言ってこの時点でとてもテンションが上がっておりました。
16階のロビーです。
ミッドナイトブルーの空間になっています。
ロビー自体がアトラクションのように感じます。ディズニーシーのマーメイドラグーンのような雰囲気で他のホテルにはない、ワクワク感を掻き立てられます。
波がゆらゆらきらめいているような、水族館にいるような、海の中にいるような、宇宙にいるような不思議な気分になります♪
ロビーには、1963年製ヤマハのヴィンテージピアノが置いてあります。
帝国ホテルの施設やヤマハ銀座ビルを手掛けたアントニン・レーモンド氏による希少なデザイナーズピアノだそうです。
19時と20時にバンドの演奏がありますが、弾きたい方は弾いても良いみたいですね。
ソファのクッションのデザインが気に入りました。
美しいブルーの置物が置いてあります。
バー『Whisk』です。
レストラン『Chef’s Theatre』の入り口です。
チェックインする15時過ぎはまだ外が明るいので美しいブルーやライティングが映えていません。
また人も多く落ち着いて空間を楽しめないので、宿泊する方は夜12時頃行くとめいっぱいロビーの美しさを堪能できますよ。
宿泊した部屋 Chapter1の紹介
お部屋の名前がChapter1,2,3,4となっているのがとてもユニークで面白くないですか?
これはゲストにとって、ホテルでの滞在が大切な一章、節目=chapterになってほしいという思いが込められています。
今回は『SPGアメックス』所有の特典で、年に1回会員特典で無料宿泊券をもらえるので、その特典で宿泊しました!
またカード所有者特典で午後2時までのレイトチェックアウトになりました。
23階の2310室に宿泊しました。
部屋の構造
とても広々としており、40㎡のお部屋です。
ベッド
どこもベッドはふかふかで気持ち良く、メズム東京も例に漏れずふかふかなのですが
枕の後ろにあるクッションがとても首に良いのです。
ベッドにもたれかかりながらTVを見る際、枕より高い位置にクッションが欲しいなと思うのですが、その願いを見事に叶えてくれるアイテムです。
油性ペンではなく筆ペンで、文鎮と下敷もセットです。
文字を書くのが好きな私、色々書いて楽しんでしまいまいました。
バーコーナー
まずペコちゃんが目立ちます。詳しいアメニティは後の項で紹介しています。
お抹茶をたてる道具まで揃っています。
次回はバルコニーがあるお部屋に泊まって、浜離宮恩賜庭園を眺めながらお茶をいただきたいです。
バーコーナーの下にレトロな旅行かばんが2つあります。
開けてみましたが、中身はもちろん空でした。
ソファ
バスルームと洗面台
バスルームはシャワーと湯舟に分かれていてとても使いやすいです。
『ザプリンスギャラリー東京紀尾井町』と同じような構造でお部屋からお風呂の中が丸見えなクリアガラスです。
メリットは、湯舟につかりながらもTVが見えることです♪
洗面台は白い大理石で清潔感があります。
ジャパンクオリティが息づくお部屋
メズム東京は、ジャパンクオリティにこだわってコラボレーションしているので
日本愛に溢れたお部屋のアイテムを紹介していきます。
日本初・客室全室にカシオの電子ピアノがある
なんと全室に電子ピアノが導入されています!
カシオのPrivia(プリヴィア)「PX-S1000BK」が置いてあります。
ただ演奏する以外にも内蔵されている60曲にあわせて一緒に弾くことができる機能や、スマホからBluetooth®で接続しオ-ディオ再生機能もあります。
内蔵されている60曲のうち、「愛の挨拶」等を聞いてみましたが優雅で晴々しい気持ちになりました。
昔ピアノを習っていたので久々のピアノにわくわくするも、適当に弾いて終わってしまったので、次回は楽譜を持っていきたいです(笑)
アメニティボックスが粋
この書物のようなアメニティボックス、とってもわくわくするアイテムです。
開いてみると…アメニティ類がお洒落に入っています!こんな粋なアメニティの置き方見たことないがないですし、ゲストを楽しませてくれる本当に素敵なアイデアだと思います。
ちなみに、このボックスは確か8,800円で販売されていました。
アメニティボックスの横に、ボディローションとコーセーの雪肌精のスキンケアセット(化粧落とし~スキンケアまで)が置いてあります。
SALONIAのドライヤー
ドライヤーは美容家電ブランド『SALONIA』のものです。
株式会社I-neが開発・販売しているブランドで、ヘアケアブランドとして有名な『BOTANIST』も同じ会社が開発しており、2020年9月に東証マザーズに上場した勢いのある日本の会社です。
随所随所に日本企業の製品があって日本人としてとても嬉しいです。
BULK HOMMEとコラボしたアメニティ THE BLEND
シャンプー等のアメニティは、メンズスキンケアのベーシックを追求しているブランド『BULK HOMME』とコラボレーション。
男性にも女性にも使いやすいオリジナルアメニティTHE BLENDを展開しています。
スッキリとした洗い心地、そしてシャンプーの液体はMIKIMOTOの真珠を使ったシャンプーと似たきれいな色だと思いました。
木村拓哉さんのCMでも有名ですね。
こちらも日本の化粧品ベンチャーとコラボレーションしていますね♪
名古屋・近藤紡績所の綿わたニット製バスローブ
ナイトウェアは個人的に大好きな着心地でした。
私はテロテロした生地より柔らかい生地が好きなのですが、着やすい上になめらかで柔らかい生地。最高でした!
また、前もボタンを留めるタイプなので就寝の際にはだけず、邪魔にならず設計されていると感激しました。
猿田彦珈琲とのコラボレーション
メズム東京オリジナルコーヒーです。
ホテルの部屋の中だと、マシーンで淹れるかパックになってしまうので、自分でドリップできるところとても良いと思います。特別な朝を迎えられますね。
不二家とのコラボレーション
みんな大好きなペコちゃんがメズム東京のユニフォームを着たパッケージ。ミルキーとマカロンがお部屋にあります♪
とっても可愛いです。
谷川連峰のお水
お水は谷川連峰のうるおい天然水です。ホテルの水としては珍しく瓶に入っています。
地球に優しいサステナブルな取り組みですね。
新しいサービス”スターサービス“
「ご要望の先にあるゲストの想いに寄り添うことが最高のホスピタリティである」との考えから、宿泊・料飲の部門を横断した全く新しい「スターサービス」を設立。
スタッフさんのことをゲストを魅力するタレントと呼び、ゲストへの新しいホスピタリティを実現しています。
ホテルタレントのユニフォームは、全身黒色でゆったりとしたデザイン。
ヨウジヤマモト社の『Y’s BANG ON!』とコラボレーションしたユニフォームは、ジェンダーレスで、既成概念に囚われず新しいことに挑戦していくホテルの姿勢の現れと感じます。
最後に〜新しいラグジュアリーホテル像を生み出したメズム東京に乾杯
「マリオットグループのラグジュアリーホテル」は、伝統的できっちりしていてブランドを大切に守るイメージを持っていました。
しかしオートグラフコレクションは各々にオリジナリティがあり、今回のメズム東京は作り手の愛やこだわりを細部にまで感じる”全く新しい“ラグジュアリーホテルと気付きました。
コンセプトであるTOKYO WAVEは東京の今と共鳴していくという意味ですが、あまりに変化の早い時代において共鳴する間もなく自分自身が置いてきぼりになったり、忙しない毎日に気疲れすることが多々あると思います。
そんな時はメズム東京を訪れ、今と共鳴する余裕を見出せば良いのです。
また、既成概念に囚われずチャレンジしてゆくメズム東京を訪れれば、行き詰まりを感じたとき新しい価値観を得られるかもしれません。
今回私も「ラグジュアリーホテルとはこういうものだ」と知らずのうちに思ってしまっていた価値観の扉が開かれました。
まだ行っていない方は、是非訪問して新しい自分と出会ってほしいです。
『SPGアメックスカード』を所有していれば、会員特典で毎年無料でメズム東京に宿泊ができます。
▼カードの獲得を検討されている方は、SPGアメックス保有者の『紹介プログラム』から申込してくださいね。36,000ポイントがもらえます!
この記事を参考にしてくださいね。
『メズム東京』はJR東日本グループの日本ホテル株式会社がマリオットグループと初提携してオープンしたホテルです!